喘息発作 体を温めて呼吸を整える

体を温めて呼吸を整える方法で喘息の発作を鎮めています。

私も春先と秋口にアレルギーからくる喘息に悩まされていますが、薬を持っていない時や深夜など病院に行けない時には「体を温めて呼吸を整える」方法で発作を鎮めるようにしています。

 

用意するのは口元に当てる小さなタオル(フェイスタオル等)、のど元に巻くタオルと体を温めるための毛布か布団です。フェイスタオル等の小さなタオルは、少々熱めのお湯につけて絞り、吸入代わりに使用します。もう一枚のタオルは首元に巻き、マフラーのようにして使用します。この時に注意することは、体を温めて体温を維持することが目的ですので、首から下の体の部分を露出させない事です。壁にもたれかかる、猫背の状態で寝る、腰から上半身を高くして寝る等、一番楽になれる体制で体を温めて可能な限りゆっくりと口呼吸をし、熱く湿ったタオルから蒸気を吸い込むようにします。数分後、鼻呼吸が可能な状態まで落ち着いてきたら、口元に当てている湿らせたタオルを再度熱いお湯で濡らして絞り、先程と同じようにして今度は鼻呼吸をします。タオルがぬるくなり、吸い込む息に蒸気を感じられなくなった時は、何度もお湯を取り換えます。
とにかく、呼吸の乱れを整えて気管を温めて湿らすことに集中します。
また、体を温める際、可能であれば靴下を履く等して肌の露出を極力避けます。また、毛布や布団も分厚いものでは無く、薄手の方が身動きがし易い等、便利です。楽な姿勢は人それぞれですが、呼吸を整えるうえでは上体を起こした方が早く呼吸の乱れを整えられるような気がします。私の場合ですが、背中に布団を押し当て毛布にくるまって壁にもたれかかり、片手で濡れタオルを鼻と口を覆い隠すようにしています。この状態ですと、呼吸の乱れが治まるとそのまま布団に毛布を掛けて寝るような姿勢になるため、呼吸の悪化(再発)に至らない事が多いです。

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