私の劇場 3


2003年3月10日(月)−4月12日(土) 11:00am-7:00pm日曜・祝祭日休廊
オープニングレセプション 3月10日(月)pm6:00より
ギャラリー北村 港区南青山5−1−25 北村ビル102 (問)03(3499)0867


誰でも好きな映画や、小説があるように、誰にでも好きな演劇があると いう気がします。
人生も一つの幻影なのだという言い方にしたがえば、舞台という虚構は 私たちが覗い
てみたいもう一つの真実だといえるかも知れません。その リアリティにあるいはその華
麗な人工性に、私たちは感動します。いつか見た舞台、そして、いつか見てみたい幻の
舞台。 現実に存在する舞台から、虚構の舞台まで洋の東西も、古典も、現代も未来も
問いません。新鮮なオブジェとしての演劇空間をつくっていただきたいのです。 喜劇でも
幻想劇でも不条理劇でもすべて自由です。ただし小さな舞台上で上演されることだけが
主題なのです。        <宇野亜喜良氏によるコンセプト>

【出品作家】

舟橋全二 芳賀一洋 石塚公昭 石山裕記 
串田和美 野村直子 下谷二助 和田 誠

【キュレーター宇野亜喜良】





 Le Testament d'Orphee 【オルフェの遺言】

私にとって、ジャン・コクトーといえば、彼がシネマトグラフと呼んだ映画作品が
一番印象深いものです。 中から選ぶとすれば、戯曲オルフェ(26'))を自ら
映画化した『オルフェ』。(50')またその続編と云える遺作『オルフェの遺言』(60')
という事になります。 『オルフェ』では天使ウルトビーズに導かれ、鏡を抜け
生と死の世界を行き来する、ギリシャ神話オルフェウス伝説を元にした傑作。
また『オルフェの遺言』では、コクトー自身が詩人を演じ、時空を超え、生と死の
境をさまよい、オルフェにも登場した詩人セジェストに「地上はあなたの居る場所
ではない」と連れられ消えていくという、コクトーの遺言にふさわしい作品と思え
ます。  『オルフェ』及び、『オルフェの遺言』をイメージして。

3/29東京新聞 土曜朝刊に展評掲載予定

最寄り駅 営団地下鉄表参道B3又はB4出口徒歩3分