『虚無への供物』 刊行40年記念企画
永遠の薔薇 中井英夫へ捧げるオマージュ展
 

1964年2月29日。塔晶夫という新人の一冊の書物が刊行されました。
ポール・ヴァレリィの「失われた美酒」をエピグラムに持つ『虚無への供物』 の登場です。
塔晶夫は戦後短歌界に葛原妙子、塚本邦雄、中城ふみ子、寺山修司、春日井建らを紹
介した慧眼の名編集者、中井英夫のペンネームでした。 作家はその後、塔晶夫という
仮面を脱ぎ捨て中井英夫という本名によって、『黒鳥譚』 『とらんぷ譚』など日本の文学
界に耽美と幻想の特異な
光芒を残したのはご存知のとおりです。三島由紀夫、埴谷雄
高、澁澤龍彦、武満徹らが絶賛を惜しまなかった名作『虚無への供物』は、いまや戦後
推理小説の傑作という評価を超え、20世紀日本文学の最良の収穫のひとつと目される
ようになりつつあります。40年目の2月29日を控え、中井英夫無二の
伴奏者・建石修
志を始め、その作品世界をこよなく愛する芸術家たちによる
「永遠の薔薇一中井英夫へ
捧げるオマージュ展」を開催いたします。
『DMより』
2004年2月29日 (日)〜3月10日 (水)
午前11時00分〜午後6時30分
※初日午後6時〜オープニングパーティ
第一会場 ギャラリーオキュルス
東京都港区高輪3−10−7
tel 03−3445−5088
都営浅草線高輪台駅下車3分 JR品川駅下車10分
MAP
第二会場 書肆啓祐堂
東京都港区高輪3-10-7
tel03-3473-3255
【参加作家】
梅木英治 喜国雅彦 今道子 佐中由紀枝
多賀新 竹本健治 建石修志 司修 
楢橋朝子 畑農照雄 坂東壮一 藤田新策
本多正一 間村俊一 森山大道 山下陽子 
山本美智代 渡辺東

石塚公昭中井英夫像2体・オイルプリント3点出品
展示画像はこちら