三島由紀夫へのオマージュ展

“男の死”

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11月25日(金)〜12月2日(金) 会期中無休

『金閣寺』『仮面の告白』『F104』『潮騒』『船の挨拶』『黒蜥蜴』
『ボクシング』『奔馬』より神風連』その他
プリント作品約20点。三島像数点を展示します。


Gallery Oculus
ギャラリー オキュルス
〒108-0074 東京都港区高輪3-10-7
TEL. 03-3445-5088
FAX. 03-3445-7518
E-mail oculus-a@khaki.plala.or.jp

営業時間 11時〜18時30分

〈交通機関〉
○ 都営浅草線高輪台下車3分
○ JR品川下車10分

私は作家像を制作する時、たとえ故人であっても作品を見せて喜ばれたい、と夢想している。
三島の制作を開始したのは今から7年前だが、すぐに浮かんだのは三島本人が三島好みの人
物になって、様々なシチュエーションの中で死んでいる、というものであった。
ところが後に、未だ刊行されていないが、三島自身がヤクザや兵隊、魚屋に扮し、諸々の状態
で死んでいる『男の死』という写真集が企画され、死の一週間前まで撮影されていたことを知った。
やはり、という気持ちと、本人にすでにやられていた、という気持ちがない交ぜであったが、
私の場合はいつものように、あくまで作品世界の中で、ということで今年ようやく制作に入った。
『男の死』はいずれ刊行されるであろうが、企画者である元薔薇十字社の社主、 内藤三津子さ
んには、制作当時、あんな楽しそうな三島は見たことがなかった、と伺った。 



『潮騒あるいは真夏の死』


石塚さんの人形作品を拝見するたびに、その対象への思い入れの深さに圧倒されます。
 ――私が以前、三島さんの「男の死」という写真集の出版を企画していたというので、
お目にかかることになったのですが、お話しするうち、石塚さんの情念の濃さに内心衝撃
を受けていました。
今回の作品展ではさらに驚かされるのでしょうか?半ば心配し、期待もしております。
                           内藤三津子(元 薔薇十字社)


石塚公昭の人形の驚異(ミラビーリア)は、その作品になっている人物にある。
たとえば三島由紀夫に、あるいは渡辺温に。
私たちは、石塚公昭の人形を見て、男の死を考える。と同時に、すぐれた芸術家は、
けっして死ぬことはない、とも考える。それが、ミラビーリアなのだ。
                   中田耕治(作家・翻訳家・演出家・評論家)


五拾糎足らずの人形が現出してみせる《ツクリモノでなければ撮れない》世界
 ――石塚さんの愛する作家や文士(の人形)たちが自らの作品世界を漫ろ歩く時、
ぼくたちは唯々陶然として《現世の夢》を見る許りだ。 
                         戸川安宣(元 東京創元社)