メプチンエアー副作用

メプチンエアーは効き目はバツグン、即効性あり。しかし副作用に注意。

私はもともと小児喘息がありましたが、成長するにつれて発作は出なくなっていきました。

 

しかし、社会人になって倉庫内の作業のある会社に勤めた時、今までの人生の中で1番ひどい喘息発作が起きました。

 

すがる思いで受診した呼吸器内科で処方されたのが、メプチンエアーでした。

 

缶のようなものの中に液体が入っており、それをL字型の容器にセットしてスイッチを押すと霧状になった薬剤が噴射され、それを吸入するというものです。

 

始めて見る薬だったので初めはスイッチを押すのに少し勇気がいりましたが、一噴霧吸入してみると、それまで死にそうに苦しかった喘息発作が数秒のうちにすっかり治りました。

 

こんな画期的な薬があったとは!と小児喘息からかなり苦しんできた自分としては非常に感動しました。

 

子供の頃、発作が一度出てしまうと、苦しくて苦しくて夜も眠れず、一睡もできないまま朝イチで病院に向かうという辛い経験をしていた自分はなんだったのかと思うほどに感動しました。

 

しかし、効き目が早い、よく効くということは、それだけ強い、副作用もあるということにも気づきました。

 

ある日、猫を飼っている友人の家に泊まりに行った時のことです。

 

喘息には動物の毛も大敵で、最初に病院に駆け込んだ時と同じような、重い喘息の発作が出てしまいました。

 

幸い、メプチンエアーを持ち歩いていたので、すぐさま取り出し、人様の家で具合が悪くなるなんて申し訳ないと思い、よく効くようにと一度に2噴霧を吸入しました(2噴霧まではOKとの指示があったため)。

 

すると喘息発作はみるみる良くなってきた反面、副作用なのか、動悸と息切れがひどくなり、心臓が壊れてしまうのではないかと思うほどにドキドキに襲われました。

 

また、同時に頭痛もひどく、結局その日は眠れずに朝を迎え、早めにお暇してそのまま自宅で寝込みました。

 

このように、喘息発作には非常に良く効くお薬ですが、そういった副作用があるというデメリットもあるということを頭に入れて使用するのがいいかと思います。

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