メプチンエアー吸入 補助器具

発作時のメプチンエアー吸入には補助器具使用がオススメ

喘息患者さんの必需品、発作を静めてくれるメプチンエアーの吸入を持ち歩いている患者さんは多いでしょう。今は持ち運びに便利なパウダータイプの吸入薬を使う方も多いと思いますが、私の場合は、パウダータイプですと喉への刺激が強く逆に咳き込んでしまったり、喉に薬剤が付着するのでカンジダ咽頭炎になってしまったこともあり、エアータイプの吸入薬しか使えません。それで、発作時の吸入も、エアータイプのメプチンエアーを使っています。普段は喘息症状が落ち着いていても、新幹線の隣の席に喫煙所から戻ってきた人が座ったりなんかしますと、私は喘息発作が起こってしまいます。タバコの煙だけでなく、タバコの有害物質を髪の毛や衣服にまとった喫煙者の方の臭いって半端なく臭いですよね。臭いだけならいいんですけど、刺激が強くて、しかも新幹線の指定席の隣にそういう人が座っているともう絶望感が半端ないです。ちょっと話がそれましたが、そんな時にメプチンエアーが活躍するわけなのですが、発作が起こって呼吸が苦しい時って、これがうまく吸えないんです。深呼吸自体ができない状態ですからね。呼吸のタイミングとあわなくて、喉にかかって終わりとか、うまく吸えないとどんどん焦ってしまってうまく行かなくなりますし。私はそれでとても苦しい体験をしたので、今は吸入補助器具を持ち歩くようにしています。これは、子供さんでうまく吸入できない方が、口と吸入の間に挟んで使う器具です。シュッと吸入の薬をプッシュすると、薬剤が補助器具の中に溜まりますので、あとは自分のタイミングでそれをゆっくり吸えばいいのです。これなら、発作でうまく呼吸と吸入薬の吹き出すタイミングを合わせられなくても大丈夫ですし、発作で呼吸が浅い時は、補助器具があれば1吸入を何回かにわけてゆっくり自分のタイミングで吸入することができます。更に、この補助器具を使うと、喉への刺激がありませんので、今では普段のコントローラーの吸入にも使用しています。大人でもうまく吸入できない人、喉への刺激が気になる人には吸入補助器具はおすすめです。

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